バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

コンテンポラリーでクロスオーバーしててフュージョンな・・・

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流行ったんですよね、クロスオーバーとかフュージョン

呼ばれるジャンルの音楽が。

70年代中頃くらいからかな。

それより前にもエレクトリックジャズ

~マイルスとかマハビシュヌが試みていた

タイプの音楽ともまた違うテイストの。

 

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まあ、このような雰囲気です。

(このような、なんて言ったら偉大なミュージシャンのロニーに失礼ですが)

基本はインストルメンタル

演奏技術に秀でていて、かつ聴きやすいというのが特徴。

 

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ジョージ・ベンソンリー・リトナーラリー・カールトン

ジョー・サンプル、スタッフ

日本勢だと渡辺貞夫高中正義カシオペア

もう挙げるとキリがないです。

 

出自はそれぞれのミュージシャンで色々ですけど

50年代、60年代から活躍していたベテラン勢も

だいたい挙ってこの手の作品作ってましたね。

 

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二人のためのBGMに最適な・・・

(一人で聴いても仕方がない)

 

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D・サンボーンも非常に人気ありましたね。

このナンバーはG・エバンスと演ってますから

甘さがなくて、シャープな仕上がりです。

 

これらのミュージシャンのアルバム(LP)、当時

私も結構買ってましたが

(現在はほぼ全て消失)

気に入ってたのがこちら。

 

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ロック畑(オールマン・ブラザーズ!)

出身組のバンドなんで

骨太のサウンドが最高です。

彼女が居なくてもOK、男のフュージョン

 

あと、あの有名なEW&Fのインストナンバーなんですが

 

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これがマイベストのフュージョンソングですかね。

感触が柔らかくて、しかし芯がしっかりしていて

腰が定まってる。

 

短い曲ですけど、彼らの最盛期の良さが味わえる逸品です。

ローズマリーの赤ちゃん~本当に怖いのはポランスキー自身なのかも・・・

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1968年のアメリカ映画

監督はかのロマン・ポランスキー

 

ホラー系作品としては特に知名度の高い1本ですね。

 

ただ”怖さ”という点では、やや弱い部分もあるかな・・・

前半部分、ミア・ファローの悪夢のパートで

もう全部、分かっちゃう流れになってますしね。

 

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後は現実世界で彼女が逃げられるか、

ということになるわけですが

ほぼ孤立無援ですから、結末としての意外性も無いですし。

 

この映画を魅力的にしているのは

ファローその人だと思うんです。

 

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途中で髪をバッサリ切って

ベリーショートにしますが、

小柄で華奢な彼女に似合っていますね。

 

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で、少女のような彼女が怯え、

そして徐々に衰弱していく表情が

一番、印象に残ります。

 

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ホラー、という意味合いでいけば

むしろポランスキー自身の私生活にあるような気がします。

69年にはかのシャロン・テート事件が起きて

奥さんが惨殺されていますし。

 

その後も(真偽は知りませんが)、トラブル続きでしたからね。

 

事件の首謀者、

チャールズ・マンソンの曲がオリジナルだった

1969年のビーチボーイズの楽曲ですが

どこか不吉なイメージが拭いきれないサウンドです・・・

 

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外国語~出来ないものは出来ん! だって日本人なんだもん・・・

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昨日の続きですが、

外国語。

これはやっぱり、日本人には鬼門ですよ。

 

専門的なことは分かりませんが

文法が例えば英語とまったく違いますよね。

主語の次に述語が来ないという。

世界の言語でも少数派でしょう、かなりの。

 

以前、東京の職場で6か国語出来るという北欧のスタッフが居ました。

まあ、そこまでいかなくとも3~4か国語OKとか

ちっとも珍しくない。

多分ね、ラテン語という共通ベースがあるからでしょうね。

 

そこにいくと日本人はハンディ、大きいですよ。

なので、昨日書いたように

ダイレクトな付き合いではなくて、モノを通した(モノに託した)

コミュニケーションに必然的になっていったのも仕方がないように

思っちゃうんですよ。

 

で、現代は種々のSNSで自由に

それこそ全世界とアクセス出来ますよね。

これがまた、日本人には一層不利な事態になっているような。

 

どうしても英語、ですよ。

共通語になるのは。

オンタイムで即座に発信、即座にリプライ

ありとあらゆる話題について。

トピックによってはしっかりと自分の意見を述べれないと。

 

動画でのやり取りも多いわけだから

発音、滑舌のほうもクリアじゃないとね。

 

こうなると日本人には、しんどいんじゃないかな・・・

 

で、悲観的かもですが

もっともっと将来

置いてけぼりになるような気もしますね。

言語コミュニケーションの面で。

 

しかし苦手なものは苦手、

だとしたらお得意のモノ作りでまた

一花、咲かせるのはどうかな?

 

いわゆる翻訳マシーンのようなもの

これの最高進化系の開発に邁進したらどうでしょうね。

国家的な規模で。

 

日常レベルの会話にとどまらず、専門的な内容にも全対応。

ボイスもね、変な機械的な音声でなくて

自分の声質で、自然かつ流暢に相手言語で

即会話可能といった。

 

インパルス堤下とかアンタッチャブル柴田くらいの

テンポで外国人とやりあえる。

自分が話している日本語よりも、速いスピードで

(んなことは無理か)

外国語変換可能な翻訳機。

 

日本人なら、出来そうな・・・・ 

 

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外国人が好きなのは日本人ではなくて、日本人が作る”モノ”?

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バンコクには実に多くの外国人が居るので

彼等となんだかんだと話す機会があります。

昔の日本の職場も国際色豊かなところで、様々な国籍の人が居ました。

 

で、改めて感じたことがあって

「日本人って”海外”とか”国際”とか”外国語”、そういうもの全般が

嫌なんじゃないかな」と。

 

”嫌”という表現も変なんですが。

 

日本って島国でしょ。

鎖国をしていた時期も長い。

明治以降の近代化の過程においても

外国(外国人)とは

争いOR恐怖の対象、打ち負かす相手であって

庶民レベルでの交流って、無いんですよね。

 

太平洋戦争後は電化製品や車などを世界中に売りまくり、

またそのクオリティーを評価されましたけど

それはプロダクト~製品についてなんですよね。

 

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今も日本料理、スイーツ、アニメーションとかの人気が凄くある。

でも、それらも「物」であって、「人」じゃない。

日本人は直接のコミュニケーションは苦手で

ものを通すと、ホッとするんだろうなと。

 

外国人と話していてもね、彼らが興味があるのは

日本人じゃないんです。

日本人が作った”モノ”なんですよ。

 

なんでそうなるのか?

というと、地理的、歴史的なことに加えて

やはり言語、

言葉の問題が非常に大きいような気がしますね。

 

それはまた明日ということで。

 

サディスティック・ミカ・バンド「黒船」

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バンコクでベストビュー?のガーデンカフェがご近所に・・・

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美しい眺めでしょ?

 

カオヤイの

カンチャナブリの

チェンマイ

 

じゃなくて、ご近所カフェなんですよ

バンコクの。

 

実は拙コンドの(プロジェクト)オーナーの店。

この辺の土地はその方のものなので

実に広々してますね。

以前はハーブ菜園だったんですよ、確か。

 

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ドリンクの値段も安~い。

まあ、採算とかどーでもいいんでしょうね。

 

昼下がりの読書とかに最高です。

お客さん、ほぼ居ませんので。

 

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この雰囲気にあう音楽はと考えて

色々と曲が浮かびましたが

これですね、

歌詞、曲、演奏、アレンジ、ワンマンハーモニー

全てぴったり、フィットです。

 

吉田美奈子 Mirage  1980

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(アルバム全体も傑作、日本のロック/ポップスを代表する1枚)

バンコクの日本居酒屋で10数年ぶりの一人酒

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帰宅途中にいきなり大雨

ふと見ると日本の居酒屋さん

今やローカルなエリアでも珍しくありません。

 

雨宿りも兼ねて、フラフラと入りました。

 

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なんか五反田とか高円寺で飲んでた時みたい。

でもそれは15年前とか20数年前の話。

 

タイでは日本からの知人や友人

日本食好きのタイ人と一緒に行くとき以外は

夜の時間帯にこの手の店に

一人で行くことはまずありません。

 

一人飲みは好きなのですが、行くのなら

ローカル OR ”日本人がメインターゲットでない”

小ぶりのカウンターバーばかり。

 

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どうせなら、日本で飲んでた時でも

およそ頼まないメニューを注文してみよう。

 

鶏の唐揚げ

 

凄いボリューム。

 

グレープフルーツサワー(実に久しぶり)&

生ビールも2杯飲んだので

超満腹です。

 

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興味深かったのは、女性一人、女性二人連れ(タイの方ですよ)

のお客さんが次々と来店したこと。

 

で、手慣れた調子で

ホッケの塩焼きにご飯と豚汁を組み合わせたりして

夕食にしてるんですよ。

アルコールは必ずしも頼まない。

(頼まない人のほうがむしろ多いかな)

 

冷たいお茶と

つまみ2~3品頼んで

その後にまぐろ丼とかうどんなど。

静かに、あるいは楽しそうに夕餉のひと時を楽しんでいる。

居酒屋使いでなくて、お食事処なんですね。

 

タイでの日本食って

本当に浸透してるんだなあ、と

改めて感じた夜でした。

 

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驚異のレベル~日本食材&日本料理、バンコクには何でもあるし何でも揃う

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こちらはバンコク市内の日系スーパーの商品棚。

ちょっと海外の店舗とは思えないほど充実した品揃えですね。

価格もリーズナブルなものが多いですし。

(市内に数店舗あります)

別に日系ということでなくて、地元のスーパーにも

結構日本食材置いてありますね。

 

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日本料理屋さんも凄い軒数ありますよ。

どこに入るか迷うくらい。

私が初めてタイに来た時(35年くらい前)は

気軽に入れる店が少なくてね。

(駐在員の接待とかで使われるところはあったけど)

 

TGのスチュワーデス(今でいうところのフライトアテンダント)さんに

”東急デパートのなかの「田ごと」って安くて綺麗でお勧めよ”

と教えられて、MBKを覗いた帰りに寄ったりしていました。

(今年ついに閉店したらしい)

 

高級店ばかりではなく、気軽に入れる日本料理屋さんが多いのが

バンコクの良いところですね。

 

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日本でもだんだん少なくなっているらしい”町中華”の1軒。

タンメンにレバニラ炒め。

二品で800円弱ほど。

 

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フードコートでも食べれますよ。

こちらも大変にお手頃価格、日本の学食より安いでしょう。

 

私は普段の食事はタイ料理中心ですけれど

それでも、この充実ぶりには圧倒されます。

日本食大好きな各国外国人にも人気ありますしね。

 

天国、なんて言葉は大袈裟ですが

バンコク日本食事情については

そう表現しても

まったくもって妥当かなと・・・