バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

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懐かしい!の連発はどうもなあ・・・

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先日、日本のテレビ番組見てまして。 グルメものというか リポーターの人があちこち飲食店に行くやつね。 で、かなり年季の入った定食屋さんで 店先のガラスケースに食品サンプルが並んでいるのね。 それを見て、リポーターさんが(大袈裟に)言うわけです。…

動物王国 テレビの王国

バンコクの古本屋で買った ”犬、わが友” ムツゴロウこと畑正憲氏の1981年のエッセイ。 ムツゴロウさんといえば 1980~1990年代にテレビ放映された 「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」が よく知られていますよね。 氏は1970年代から既に多くの…

岸田森、大作戦

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大スター、というわけではないけれど 素敵な役者さんて居ますよね。 男優ならば 天本英世、神山繁、小池朝雄、三島雅夫、信欣三 といった面々がすぐ思い浮かびます。 味のある&洒落た演技を見せてくれるに違いない という期待感を抱かせてくれる。 なかでも…

仲本工事~替えのきかない「第4」の男

”第5の男” 高木ブーの著作のタイトルです。 そうするとさしずめ 仲本工事は第4の男と言えるでしょうか。 なにはなくとも全員集合(1967年) 絶大な人気を誇っていたクレージーキャッツの映画と 入れ替わるような形で登場したのが ザ・ドリフターズの主…

ピチカート・ファイヴの隠れ佳作で聴ける素敵な女性ボーカルを「おしえて」

ピチカート・ファイヴのボーカルといえば なんといっても野宮真貴ですけれど、 こちらはメンバーが固定しなかった初期の作品 ”ベリッシマ”(1988年) この時代のリードボーカルは田島貴男(オリジナル・ラヴ) が担当しています。 ”惑星” www.youtube.co…

笑いの基本は音楽センス?

私は年齢からして べったりのドリフターズ世代なんですが ドリフのトリビアで 「いかりや長介と志村けんは折り合いが悪かった」 というのはよく知られているネタのひとつ。 長さんの自伝やドリフ関連の書籍を読んでみても 明確な否定がされていなかったりす…

世界陸上2022雑感

オレゴンで開催中の世界陸上 このキャラクター君、縦横無尽ですよね。 あちこち出没してるし、選手や観客にもかなり ”絡んで”いきますよね。 カメラはどんどん控え室に入っていくしね。 ウォームアップ中の選手の様子もうかがえて 興味深い。 もう、圧倒的で…

あなたはどのバージョンがお好き? ”白い巨塔”で感じる世代のギャップ

先日、年下の知人と話していて どういう流れか ”白い巨塔” の話になったんですね。 で、私は1970年代の田宮二郎主演のテレビドラマ のことかと思って 役者さんの名前を挙げたりしたんですが どうも話が噛み合わない。 知人が言っていたのは後年の 唐沢版…

ウルトラセブン VS コロナウイルス

まあ、だいたい 大きくなりますね ウルトラマンやウルトラセブンは。 ハヤタやダンから変身する時に。 ところがウルトラセブンの第31話 ”悪魔の住む花”(1968年5月放送)は 小さくなるストーリー。 宇宙細菌に侵されてしまった女性 (若き日の松坂慶…

天下御免~天下堂々~とんでもねえ野郎

今から50年くらい前 NHKで ”天下御免” という連続時代劇があったんですね。 現代のロケシーンをそのまま写り込ませたりして かなり実験的な作品。 テンポもよくて毎週楽しみにしてたんですよ。 主役は 山口崇、林隆三、津坂匠章(秋野太作)に中野良子 と…

ミュンヘンオリンピックの金メダル & ”ブラック・サンデー”

1972年に開催されたミュンヘンオリンピック 各競技で一番印象に残っているのが 松平監督率いる男子バレーボールチームの優勝。 当時はテレビで ”ミュンヘンへの道” という アニメーションと実写パートを組み合わせていた番組があって 盛り上がっていたん…

なんでそうなるの? 目覚めて自虐のキテレツ夢世界

この前、変な夢みたんですよ。 回転寿司屋のカウンターに座っている自分。 お茶用の熱いお湯が出る注ぎ口がありますよね。 そこから止まらないんですね、次々お湯が出てくる。 カウンター内の店員さんはおろおろしているばかり。 で、店長さんを呼んでと私。…

ながらでは出来ないなぎらさんのお仕事

テレビのタモリ倶楽部などで 飄々とした笑いを振りまいている なぎら健壱 本職のミュージシャンとしての活動以外にも 居酒屋、自転車、カメラ、音楽史(カントリー&ウェスタン、日本のフォーク) などについての博識ぶりが 生半可なお方ではありません。 私…

続・WHO DO WE THINK WE ARE ?

カーリー・サイモン(シンガー&ソングライター・米) 新谷仁美(陸上選手) ジョー・バイデン(米国大統領) 小鹿番(俳優) ジャワハルラール・ネルー(インド初代大統領) 西村晃(俳優) 山内彩(Dr.ハインリッヒのツッコミ担当) おろち(楳図かずおの…

脇が締まっているから主役が光る~いぶし銀の輝き、昭和の名優たち

頑固一徹な親父がハマり役だった花沢徳衛、 若い時分には画家を志していたこともあって 何冊かある著作でもその腕前を披露しています。 出演作は映画、テレビとも非常に数が多いのですが コミカルな演技も達者な人でした。 www.youtube.com ウルトラセブンの…

気になるなあ・・・日本の若手アナウンサー口調

一時は日本のテレビ界の帝王的存在だった 大橋巨泉氏、 著作も沢山残されていますが 手許にある新書では スポーツ中継やバラエティー番組のあり方について 苦言を呈しています。 うん、まったくもって ごもっとも。 で、私 報道番組~ニュースですね こちら…

WHO DO WE THINK WE ARE ?

稲葉義男(俳優) 枝野幸男(政治家) 角田晃弘(タレント) ジャスティン・セロー(俳優) 桜田淳子(元歌手) インラック・チナワット(前タイ首相) 沼田曜一(俳優) クエンティン・タランティーノ(映画監督) ポール・マッカートニー(ミュージシャン…

“名優” 小松政夫の訃報

喜劇俳優、小松政夫が亡くなりました。 晩年まで芸能活動を続けていましたので 若い世代の方にも知名度が高かったのではないでしょうか。 芸能界入りの前は車のセールスでトップの成績をおさめていたこと、 600人の倍率を突破して植木等の付き人になった…

マイ メモリー 昭和のアニメ&特撮ものテーマソング

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私がポップス(ロック、フォーク、ソウル等)を聴くようになったのは 小学5、6年の頃からだったでしょうか。 その前はというとテレビの子供向け番組の オープニング、エンディング、挿入曲などですね。 その番組が面白いかどうかは別にして 気に入った曲が…

a cup of coffee~その1杯が欠かせない

私はかなりのコーヒー依存症で 自室に居る時などは1日 軽く5,6杯くらいは飲んでしまいます。 ちなみにタイの人は ”1杯飲んだだけで心臓バクバク、夜も眠れません” という人も結構居ますよ。 さてコーヒーがらみの曲を幾つか思い出してみると・・・ ボブ…

ビートルズはモロボシ・ダンと同じく、宇宙人だったのだ説

前にも書いたかもしれませんが、 かの偉大なるビートルズ。 私はいまひとつ踏み込めないというか 違和感があったのですね。 どうもね、この世の人というか地球人ではないような 気がしたんです、この4人。 それは何故かといいますと youtu.be このクリップ…

怖いのは程よい大きさがいい~大魔神で納得

こちらはかの有名な「大魔神」タイ語吹き替え版 久しぶりに見ていて、良さを再認識。 大魔神が悪人を追い回すシーンなど 実によく撮れていますね~ で、どうして画面のなかの人間&スクリーンの前の観客 に恐怖感を与えることに成功しているかというと、 そ…

ただ野菜だけがいい

私はベジタリアンというわけでは全くありませんが、 例えばとんかつ定食がでてきたら 先にキャベツからいきたいタイプです。 細かい肉質の差異どうのこうのより、新鮮なキャベツを(ソースじゃなくて) 軽く塩をふってレモンを絞って 沢山頂きたいですね。 …

封印? 昭和~平成のテレビ・映画・音楽遺産

私が子供の頃は 日本の映画やテレビ番組に 勢いがあった時代でした。 映画は気軽に観に行くことは難しかったですけど テレビ番組には夢中になったものです。 円谷プロの一連の怪獣・怪奇もの 森田健作、村野武範、中村雅俊の 男だ!、青春、俺たちの~ の作…

渥美→加東→沢村→十朱→寅さん~役者はメリーゴーラウンド

渥美清といえばイコール 「男はつらいよ」の寅さんの イメージが定着していますが、勿論 他の映画にも出演しているわけで。 特に「男はつらいよ」がシリーズ化される前には さまざまなタイプの役柄を演じています。 youtu.be こちらは1961年の「南の島に…

日本のTV これはいらない

こちらは2016年に亡くなった 大橋巨泉の著作で、”遺書のつもりで書いている”とまえがきに書かれています。 これからの日本はもっと悪くなっていく そうならないために今「やめたら」よいことが、 様々な観点から論じられています。 その中に”テレビのや…

乱歩を乱読

小学生の頃、段々 読める字が多くなる。 熱中したのがポプラ社だか偕成社だったかな、 子供向けのルパンや乱歩シリーズ。 挿絵も多いから読みやすいんですね。 清張もそうなんですが、乱歩も出来不出来の差が結構ありますよね。 で、どちらも初期の短編に光…

ボブ・ディラン~風に吹かれて、見張塔から60年ずっと

*「ローリングサンダー航海日誌/サム・シェパード著 諏訪優・菅野彰子訳」 河出文庫より 今でも活動を続けるボブ・ディラン ベテランながら停滞する時期がほとんど無いので オフィシャルなディスクだけでも膨大、 ブートレッグシリーズも延々と出てますか…

長さん 欽ちゃん

昨日がチャップリンだったので 今日は日本の喜劇人を。 ドリフターズにコント55号、 世代的には私はまさにどんぴしゃで 全員集合や大爆笑シリーズ、 なんでそうなるの? とかよくテレビ、見ていました。 この二人ともやはり練って練って、もう一回また 考…

身体がどんどん縮んでいくのです トラックが私をひき殺そうとするのです

youtu.be リチャード・マシスン(1926-2013) スピルバーグの「激突!」(1972年)で 脚本(&原作)を手掛けていました。 アメリカの作家のなかでも非常に名の知られた人だと思いますが、 著作はよく映像化されてますね。 「縮みゆく男」は身…