亡くなられてから、もう2年以上ですか。
素敵な俳優さんでしたね。
心身の不調などが重なって、後年は思ったような活動が
出来なかったこともあって、
若い世代の方にはあまり馴染みが無いのかもしれません。
でもこの人の名前が配役にある作品は
「よし、観てみよう」
と思わせる、特別の存在感がありました。
「226」(五社英雄監督)や「GONIN」(石井隆監督)といった
80年代後半~90年代の渋みのある演技も
重厚感があって素晴らしいですが、
話題をさらったのはNHKの大河ドラマ
「黄金の日々」(1978年)の
石川五右衛門役でした。
驚異的な集中力、演劇で鍛えた”芝居力”が
全開です。