遠藤周作の代表的な作品のひとつ、「沈黙」
今までに2回映画化されていて
最初が篠田正弘監督、1971年公開。
スコセッシ版は2016年ですから、まだ記憶に新しいですね。
篠田版では棄教した宣教師に扮する
丹波哲郎が凄すぎます。
他の場面が吹っ飛んでしまう。
スコセッシバージョンは豪華キャストで、
イッセー尾形が高い評価受けてたと思います。
これ、ロケが日本じゃないんですよね。
ちょっと、そこが気になりました。
セットと周囲の自然にやや違和感が。
主人公が日本人ではないわけで、映像化大変ですよね。
セリフをどうするんだ、という。
日本人俳優陣も英語を使わなくてはいけないし。
そもそも、英語というのも可笑しな話で。
だってポルトガルからやってきたわけですからね、司祭は。
もっとも、そういうことに拘ってると
かなりの映画が、”変”になっちゃいますが・・・