長編も短編もハズレが無くて、読者としては安心して
頁をめくることの出来る
”お墨付き”の作家の一人ですよね。
「サウスバウンド」の口うるさい主人公、
是非、石立鉄男主演でテレビドラマ化して欲しかったですね~
巻き込まれパターンでは、「無理」が素晴らしい仕上がりだと思います。
日本の地方都市の閉塞感が
ぎっしりと書き込まれていて。
「オリンピックの身代金」は東京オリンピックが開催された
1964年が舞台ですが、
それから半世紀以上も経っているのですね。
果たして今のほうが、今の日本のほうが
暮らしやすい国になったのでしょうか・・・