よく「あの世」と言いますよね。
本当にあるのでしょうか。
実際に行ったことも見たこともないので分かりません。
しかし天国と地獄、輪廻転生などについては
よく語られていますので
何らかの世界がある、と思っている人のほうが
多いのかもしれません。
私は「あの世」というものは無い、と思っています。
というか「無いほうがよいのでは」という感覚です。
というのは、すでに肉体的に「この世」を去っているにも関わらず
「この世」での生き方について問われ、審査されるような
イメージがあるからです。
それでは「あの世」ではなく「この世」の延長ですよね。
どうも、それはしんどいというか、区切りが無いというか。
しかし「あの世」というものが無ければ、死への恐怖は増すかもしれませんね。
いかなる形でもお迎えが来ないわけですから。
それはそれで寂しすぎる、という気持ちにもなりそうです。
タイには地獄に堕ちた亡者が
これでもかと痛めつけられている人形展示がある
お寺があちこちにあったりしますけれど。
「あの世」については
「この世」でのエンターテイメント~映画や本の世界で楽しみたいですね。
それなら大歓迎!なのですが。
ヒエロムニス・ボス「快楽の園」(一部)
中 川信夫監督作品「地獄」(1960年)
三ツ矢歌子が綺麗ですね~