チェ・ゲバラについての書籍は多いんでしょうね。
色々な映画でも描かれてますし。
私が興味を惹かれるのは
異国とはいえ、大臣の座についた。
そのままでいればキューバで地位と身分が保証された
人生が待っていたはずです。
しかも重度の喘息持ちだったこともあって
無理する必要は無かったわけです。
奥さんも子供も居て。
であるのに、正直見込みのない状況で
一兵士として再びジャングルに身を投じていった。
しかもそこはまた別の国々です。
富裕層の家庭に産まれて、医者の資格も持つインテリの人物が
何故、そういう行動を取ったのか・・・
普通は一旦、権力を掴んだら
思想はどうであれ
第一線、しかもそこは劣悪な自然条件で、絶望的な闘いだけが待っている
そのような場所には行きませんから。
それ故、英雄視される側面もあると思うのですが
何か、ゲバラの心中には
理想の世界像を目指すためには殉じる覚悟がある~
だけではないものがあったように思うのです。
それは一体、何なのか
私にははっきりとは分かりませんでしたが・・・