寿命がどんどん延びている。
見据える先は90歳とか100歳になってきてますよね。
でも思うんですが、身体的な人間の造りって
変わってませんよね、
例えば
永久歯が2回はえてくるとか
70歳くらいでようやく老眼の症状が出てくるとか。
そんなことはないわけで。
昔は人生50年、なんて言葉がありました。
それはともかく還暦という言い方はまだしますよね。
人生が一巡した~やるべきことはやったという意味合いでしょうが
これはまだ有効なのではと思うのです。
難しいことは分かりませんが、いわゆる生物学的にはもう
”役目は終わった”段階ではないかと。
ただ60歳で押しなべて、ジ・エンドということにしてしまうと
終末SF~ディストピア小説や映画の世界になってしまうので、
それはまた恐ろしい社会であります。
日本の陸上競技で女子短距離の第一人者
福島千里選手の走りを見てみますと
ゴール後、他の選手よりも長い距離を走っています。
これが福島選手にとって、自然で気持ちの良い
無理の無いスタイルなんでしょうね。
で、比較的すぐ走るのを止めるランナーもいるわけで
それはその選手にとって自分に合っているはずなんです。
走り終えた後は、すぐ止れとか長く走れとか
決まりはないわけですよね。
各選手次第。
ゴールした時や次の選手にバトンを繋ぐ時が
60歳。
こんなイメージを私は持っているんです。
レースはもう終わったんだから
周りを気にすることはないでしょう?
ならば、いつまで走るか、どこで止まるかは
各選手の自由意志で良い、
そう感じるのであります。