バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

症状はさまざま、私も重度の依存症

依存症、と名のつく症状でもポピュラー(という言い方も変ですが)なのが

アルコール依存症

有名人でも多くの人がカミングアウトしていますね。

 

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この問題を早くから映画化していたのがビリー・ワイルダー監督の

「失われた週末」(1945年)

 

youtu.be

 

主人公は周囲の必死の説得に関わらず、酒を飲み続け

遂には幻覚に襲われるようになります。

 

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タイに数年間滞在していたこともある

故鴨志田 穣(漫画家 西原理恵子の前夫)の著作にも

ご自身のアルコールへの耽溺ぶりが書かれており、

奥さんからみたこの病気の恐ろしさは、漫画や

映画でもよく知られています。

 

さて、私は”音楽・本・映画依存症”だと自認しているのですが

(しかも依存歴が長い、およそ半世紀)

この場合、幻覚や幻影を見ることがあるのか?

 

小さな虫が身体じゅうを這いまわったり、ピンクの象や小人の

行進を目撃することはありません。

 

でも、なにかしらメロディーが頭の中で鳴り響いていたり

映画の一場面、あるいは書籍を読んでイメージした映像が

脳内スクリーンに頻繁に登場してきますので

やはり立派な患者のような気がします。