私は1960年代のリアルなビートルズ体験はありません。
赤ん坊とか幼稚園、小学校に入ったばかりでしたので。
70年代に洋楽を聴くようになった時には
ウィングス全盛時代、でも2~3枚アルバムを買っただけ。
まあ、他にもっと好きなアーティストがいっぱい居たということです。
「ロックというよりポピュラー界でもっとも有名な人物」という
修飾が付いて回ってしまうので、期待値が大きすぎるのかもしれません。
その後発表されるソロ作の数々にもあまり、興味が湧きませんでした。
"TAKE IT AWAY" のような良い曲もありましたけど。
ごくごく最近のこと。
ポールには未発表曲、アルバムには収録されなかった楽曲が
大量にありますが、それらを何気に聴いていたら
あらー、これ
もの凄い良曲。
いつの頃の作品かと思いきや
"OFF THE GROUND"(93年)時代の
MAXI シングル盤や
デラックス仕様盤のみに収録されていたようです。
コーラスも非常に効果的なんですが
こういう曲調って、ポールにはあまり無いですよね。
アルバムに入っていたナンバーより数倍、数十倍
魅力的に響きます。
でも、ポールはタイプ的に拘泥しなさそうですね。
「ふーん、そう思う?」とか。
ともあれ、この曲
頭の中でエンドレス再生しています。