国民性という言葉をやたら使ってしまうのも
どうかと思うんですが、
そう言っていいかな、ということで
「物事の同時進行は大嫌い」というのは
タイの人すべてに共通しているような気がします。
あっちやりながらこっちもといった
按配、バランスを考えるというのは皆、嫌がりますね。
一つ一つ片付けていくんです。
近所に新しく食堂ができて、メニュー構成簡単な店。
ところがちょっと混んでくると、お勘定計算できないんですね。
で、一人のお客さんでつっかえちゃうと
その処理が終わるまで、後のお客さん待ちぼうけなんです。
お釣りもなにも要らない、非常に簡単な場合でも。
日本人的に考えれば、そっちを先に済ませてしまったほうがいいわけです。
ただ紙幣、貰うだけなんだから。
他に店員が居ても、ヘルプに入らないというか
傍観してるだけのことも多いんですね。
(役割分担があって、立ち入れないのかもしれませんが)
押しなべて、全般的にそういう傾向はあると思います。
誰もが忙しく、様々なことをテキパキこなしていく日本人からすると
ストレスを感じる部分でしょうね。
ただ、”忙しくしていないと許されない、まわらないのが日本社会”
という見方も出来るかもしれませんが・・・