ミステリーやSFの翻訳モノ、このジャンルには昔から
固定ファンの人が居まして、好きな人って
本当に読み込んでるんですよね。
ハヤカワ、創元、扶桑社、サンリオ・・・
刊行点数も凄いのですが、一部のベストセラーを除いて
部数自体はそれほど多くはなく
入手しにくいものは高値がついていたりしますね。
私はマニアでもなんでもないので、ほんのちょっとしか知りませんが
一冊読んでみて、”ハマる”と同じ作者の本を次々追い求めるというのは
なかなか楽しいものです。
大体、登場人物が他の作品にも出てくるような
作りになっていたりするしね。
で、例えば舞台が行ったこともない聞いたこともない
アメリカやイギリスの片田舎だったりするとですね、
貧困な自分のイメージを
精一杯頭のなかで映像化して頁をめくるわけです。
「アメリカ〇〇州の郊外の町」とか言われると
いかにもそれ風に勝手に風景を作っちゃう。
多分、大幅に不正確でいい加減だと思うんですね。
それがまた自分で可笑しかったりします。
しかしそれでいて、映画やテレビドラマ化されたりして
自分のイメージと違うと
”失敗作ですね、これは”
とか決めつけたりして・・・
うーん、やっぱり違うような気がしちゃうなあ。