漫画好きの方なら
ガロという雑誌、覚えていることでしょう。
1960年代からメジャーの対極にある漫画家の作品群が
続々と発表されました。
よく知られているところですと
などが思い浮かびますね。
ねこぢる~は90年代の登場ですけれど
(一見)可愛らしいキャラクターのせいか
一般的にも人気が出ました。
中身は超ダークですけどね、特に初期の作品は・・・
「自殺されちゃった僕」は
ねこぢると親しかった数少ない人物(編集者)の著作で
知られざる生前の姿が描かれています。
こちらは同じく女性の山田花子の作品集。
作風は全然違いますけど、共通したイメージを抱きますね。
草丈の低い草原のなかで風がビュービュー吹いてるんですけど
一人で立っているんです。
寒くもないし、寂しくもない。
例え花が
周りに一輪たりとも咲いていなくてもね。