邦画の歴代の名女優さん達の
自伝や評伝、
皆さん、かなり壮絶というか
厳しい人生を生き抜いてきています。
重い持病を抱えていたり、家庭不和、監督や映画会社との軋轢などなど。
しかし共通するのは強靭な心の在り方。
「私は負けない。どんなことがあっても妥協しない。特にカメラの前では」
という信念です。
そうでなければ、数々の作品に出演し続けることは
出来なかったということですよね。
ほんのちょっとだけ、あげてみましょうか。
「愛の亡霊」
大島監督の1978年作品。吉行和子の体当たり演技が圧巻です。
「武士道残酷物語」
今井正監督の1963年作品。有馬稲子が錦之助と夫婦役で出演。
「怪談」
これらの作品は発表当時、海外では非常に大きな話題になりました。
日本では今ではあまり振り返られることもなくなった気もしますが、
機会がありましたら、ぜひ本編全編をご覧くださいませ。