こちらは2016年に亡くなった
大橋巨泉の著作で、”遺書のつもりで書いている”とまえがきに書かれています。
これからの日本はもっと悪くなっていく
そうならないために今「やめたら」よいことが、
様々な観点から論じられています。
その中に”テレビのやめたら”という1章がありまして、
最近の日本のTVに苦言を呈しているのですね。
(ただご自身の活躍された場所でもあったので、そこには遠慮というか
かなりソフトな表現になっているような箇所もありますが)
実は私はここ20数年、あるいはそれ以上ほぼ
テレビをみたことはありません。
20代くらいまでは好きな番組がちょこちょこ
あったものですけれど。
たまに日本に行った時にチラリとみる機会があると
むしろ、即スイッチを切りたくなります。
それは何故かといいますと・・・
・シーン(ドラマでもバラエティでも)の極端な速さでの切り替え
・不必要なテロップや効果音、場面の加工
・”コメンテーター”と称する無意味な存在
・本来の分野(役者・歌手・スポーツ選手など)ではない部分での出演
こういう傾向があまりに極端だからです。
ニュースはキャスター(&現場のスタッフ)が報道するだけで充分です。
判断は視聴者がしますから。
その人が歌手なら歌を聞かせてください。
その人が役者さんなら、演技を見せてください。
”ひな壇”に並んで、身内ネタや暴露話ばかりでは困ります。
まあ、このようなことをブツブツ言う人間に向けて
そもそも番組が製作されているわけではないので
「じゃあ、みなきゃいいじゃん」といわれるだけですが。
はい、なので
みません。
かわりに読むことにしましょうかね。