私、後追いで聴き始めました。
あの有名な「AJA」(1977年)から
アルバムを買い始めて、遡って過去作を辿った感じです。
ちょっとイメージが掴みにくいというか
ジャケットも変ちくりん、気持ちが良いとはいえないイラストも
あったりして、そういう音が飛び出してくるのでは?
とあまり手が伸びなかったんですね。
一旦嵌ってからは、もう日常的にかけてました。
今聴いても違和感無し,全く古臭くありませんもんね。
二人のセンスがいかに良いかということです。
翌年の GAUCHO(1980年)の後は実質解散状態、それぞれ
ソロ製作、他アーティストのプロデュースに乗り出します。
それも納得、この2枚は頂点でもうそれ以上のものは
無理ですもん。
ソロではフェイゲンのTHE NIGHTFLY(1982年)が人気
ありましたね。シングルヒットも出ましたし
完成度の高い仕上がりでした。
私は目立たないですがベッカーのソロも好きでした。
2000年代に入り、リユニオンということになって
アルバムも2枚、あとツアーも精力的に展開しましたけど
やはり70年代の全盛期にはちょっと・・・という気はしましたね。
でもフェイゲンの「MORPH THE CAT」(2006年)は
佳作でしたね、かなり好きです。
ベッカーが一足先に旅立ってしまったので、もうスティーリー・ダン
の新作は叶いませんが、
噛めば噛むほど味が出る、彼らの大人のサウンドを
これからも聴き続けることでしょう。