ある程度の年齢の方なら洋楽ファンでなくとも
ほぼ誰でも知ってるグループですね。
アメリカでも勿論、大ヒット曲沢山ですが
日本では取り分け人気が
(普段ロックやポップスをを聴かない層に対して特に)
あったように記憶しています。
メロディーの綺麗な曲が多いですし
なんといってもカレンのあの歌声、他の誰にも出せない
味わいがありました。
このクリップはキャリア後半の時で
カレン、かなり痩せてしまってますね・・・
リチャードのアレンジがいかに
妹の持つ声質にマッチしていたかがよく分かる映像です。
カレンが他のプロデューサーと組んだ時、
リチャードがカレン以外のシンガーと組んだ時とを
比較すると、この二人のコンビネーションが最強だったことを実に納得。
ただふと思うのは、もうちょい違ういき方もあったのかなと。
というのは本来のカレンの声って
もっと図太く、ある種”どすこいおばちゃん”タイプなんですよね。
勿論、天才的に上手な人なので
どうにでも歌えるんですが、
やや綺麗でクリーンな方向に傾いていったような気がするんです。
こちらは1970年の映像ですが、本当はカレン
こうやってドラムを叩いて、そこから動きたくなかったんじゃないかな。
で歳を重ねたら、カントリーやブルーグラスを気取らずに
ガハハッ~て野太い声で歌いたかったような気がするんです。
健康的にふっくらとした~ちょっと太った身体でね・・・
May your soul rest in peace.
Your voice always moved our hearts........
KAREN CARPENTER(1950-1983)