久しぶりに見ていて、良さを再認識。
大魔神が悪人を追い回すシーンなど
実によく撮れていますね~
で、どうして画面のなかの人間&スクリーンの前の観客
に恐怖感を与えることに成功しているかというと、
それは”デカくない”からではないでしょうか。
いや、勿論人間よりは巨大ですよ。
でもせいぜい10~15メートルくらいの設定でしょう。
ところが後のウルトラマンなどの特撮ものでは
おそらく身長50メートルくらいになっているはずです。
シンゴジラにいたっては100メートル超では?
理由は分かります。
建築物も時代とともに高層化しているので
それに埋もれてしまいますからね。
ただ、”怖さ””得体のしれない恐怖感”という感覚からすると
ここまでくると見上げるほどの大きさで、ただ茫然とするだけに
なってしまうのではないかなあ、人間側としては。
低層住宅のなかに居て、ふと窓のほうを振り向いたら
大魔神の顔がじっとこちらを見つめている~
というシチュエーションのほうが
肌がゾゾッとしそうですね・・・