マイルス・デイビスとのコラボで知られる
ギル・エバンス。
自身のオーケストラによる作品も
多数、残しています。
こちらは1977年の録音(リリースは80年代)ですが
大学生の頃、愛聴していました。
メンバーもいいし、演奏
最高ですもん。
ギルのもとで”修行”をしていた
師の意志を継いだかの如く
素晴らしい作品、連発ですね。
グラミー賞を何回も受賞していますから
ギルも天国で喜んでいることでしょう。
マリアの良いところは
指揮をしている時、いつも笑顔なんですね。
さあ、楽しんでプレイしましょう。
そうしたら楽しく聴いてもらえるはずだと。
やっていることは無茶苦茶高度なのに
しかめっ面してないんです。
これ、とっても大事なことですよね、
どんなアートの分野でも。
ここで聴かれる音の塊というか粒子は
音楽の”極み”だと思います。
音の分子がひとつひとつ、ニッコリ笑っていて、
それが実に美しいフォルムで結合しているんですよ。
うまく表現出来ませんけど・・・