バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

こりゃあ説明が難しい、読むしかないか 飴村行の悪夢ワールド

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ちょっと変わった名前の作家さんですが。

 

どういうあらすじかと言うと・・・

これがちょっと出来ないんですね。

 

アマゾンの内容紹介ではどう書かれてるでしょうか。

 

「粘膜蜥蜴」

東南アジアの密林に棲息するという爬虫人〈ヘルビノ〉とは? 戦時中の日本で起こる未曾有の凄惨な事件の数々。(中略)国民学校初等科に通う堀川真樹夫と中沢大吉は、ある時同級生の月ノ森雪麻呂から自宅に招待された。(中略)〈ヘルビノ〉と呼ばれる頭部が蜥蜴の爬虫人に出迎えられた2人は、自宅に併設された病院地下の死体安置所に連れて行かれた。だがそこでは、権力を笠に着た雪麻呂の傍若無人な振る舞いと、凄惨な事件が待ち受けていた…。

 

分かります、大体のイメージとか?

ちょっと想像つかないですよね。

 

「爛れた闇」

高校2年生の正矢は生きる気力を失っていた。(中略)一方、独房に監禁された男が目を覚ました。一切の記憶を失い、自分が何者であるかもわからない。どうやら自分は大東亜戦争まっただ中の東南アジアで「大罪」を犯してしまったらしい。少しずつ記憶を取り戻す男だが、定期的に現れる謎の男によって拷問が始まった…。やがて、絶望の淵にいる正矢と男は、互いの夢の中に現れるようになった。・・・

 

これまた分からないですよね・・・

 

しかし一度読み始めると、全作品を読みたくなる人も多いでしょう。

(生理的に受け付けない人も居るかとは思いますが)

 

単なるグロテスク趣味では終わらない筆力&

各作品の登場人物や背景が微妙にリンクしているところなども

作者の目配りが感じられます。

 

これらの作品の映像化はどうでしょうか?

 

少なくともテレビは無理ですね。

映画もメジャー系ではアウトですね。

するとしたら漫画かアニメーションかな・・・

 

でも読者各自の脳内スクリーンがやはり

一番だとは思います。