バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

周回遅れのピチカートマニア その①

90年代に絶大な人気を誇った

ピチカート・ファイブ。

日本国内だけでなく、海外でもツアーを行い

評価も高かったようです。

 

私が聴き始めたのは、解散間近になってからでした。

「お洒落な人がお洒落な格好をして、お洒落な場所で

カクテルなんぞ傾けながら、踊りあかすための音楽なんだ」

というイメージが先行してしまって

自分が一人で部屋で聴く際の、チョイスにならなかったのです。

 

ところがひょんなことから楽曲をじっくり聴いてみると

良いではありませんか!

そこから後追いで、彼らの作品を辿り始めたのです。

 

1985年、最初期の映像から。

 

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こちらが1987年に発表されたデビューアルバム。

ソフトロック的な感触もありますね。

 

youtu.be

 

「眠そうな二人」という曲で

アルバムのなかでも好きなナンバーです。

ピチカートは同じ曲でもアレンジを大幅に

変えて、発表することがよくありますが

この最初期バージョン、いいですねえ。

 

この後、リードボーカルが男性に交代します。

 

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youtu.be

 

youtu.be

 

サウンドが力強くなって、アップテンポの曲のノリが

良くなってますね。

あと、伊集加代子の参加が効果大。

アルバムラストの「神の御業」、好曲です。

 

ただこの頃までは試行錯誤期というか

方向性が今ひとつ定まっていないような

印象もありますね。

(明日へ続く)