バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

霧深い風景、野生の花々と奇妙な影、そして魔女の火刑・・・ウェイン・ショーターの世界

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ウェイン・ショーターのスピーク・ノー・イーヴル(65年)

 

私が聴いてきたジャズのアルバムでトップ、ナンバー1の作品です。

もうこれで決まり。

 

演奏や録音が完璧なのは勿論

作品全体を覆うムードが尋常ではありません。

 

”教室に掲げられている博士たちの肖像、彼らが死体の上で仕事にとりかかろうとしている・・・”(ライナーノーツより)

 

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およそ、このような(普通ではない)視覚的なイメージをもとに

曲作りをするジャズ・ミュージシャンは居ません。

ウェインだけの世界観です。

 

既にマイルス・デイビスのバンドメンバーになっていた時期の録音で、

これからの数年間、マイルスが唸るほどの名曲を

提供していくことになります。

 

youtu.be

 

70年代には人気グループ、ウェザーリポートで活躍。

でもバンド内では、ジョー・ザビヌルのほうが目立っていましたね。

 

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この時期では珍しいソロアルバムのネイティブ・ダンサー(74年)は

ブラジル音楽の巨匠、ミルトン・ナシメントとの共演盤でした。

 

youtu.be

 

ウェインの作品のなかではもっとも親しみやすい1枚で

人気がありますね。

 

そして1980年代に入り、50代を迎えたウェインですが

ここから更に独自の WAYNE'S WORLD が

展開されることになるのです・・・

(続く)