人間、誰でも歳を重ねると
若い時分のようにはいかなくなります。
ミュージシャンも当然そうなわけで
”あら~、パワーが無くなってきたな”
”ちょっと無理してるよね”
となってくるのは、まあしょうがないわけです。
しか~し!
このMARCOS VALLE~マルコス・ヴァーリは
1943年生まれということなので
もう70代後半のお歳。
近作のこのサウンドを聴いても
年齢による衰えなど一切、感じません。
こちらも2000年代にはいってからのナンバーですが
かっこいい、の一言。
でも考えてみるとこの人、60年代~70年代の
若き日々に残したアルバムも
既にその時点で落ち着いていて、完成度が異常に高いんです。
私、一時期ハマりましてね。
一日中この時期のアルバムをかけまくっていたことありますよ。
うまく言えませんが、ふと隣をみると
風船がぼよーんと膨らんでいる
で、ついその中に入ってみたら
色とりどりのマシュマロが話しかけてきた・・・
みたいな。
とにかく自分にとっての
”墓場~棺桶アルバム”なのは間違いないですね。
天国というものがあるのなら(そこに行けるなら)
ピタッとはまりそうな気がしません?