え~
世に”自己啓発本”という類のものがあるそうです。
私は今までに1冊たりとも読んだことがありません。
なので、実際どういうものなのか良く分かりませんが
想像するに
「〇〇すれば明日からあなたの人生が◇◇になる!」
「××になるための超△△思考法」
とかこんなようなタイトルの本ではないかと。
読書に求めるものって何なのか?
これは人によってさまざまなんでしょうが
私は現在にいたるまで
”知識を広げるぞ!”
”自分を高めるぞ!”
といった「学び」の姿勢で本を読んだことがないのです。
だから読んでも読んでも、賢くなりませんし
実際、なんの成長も進歩もありません。
じゃあ、なんのために(まあ結構な量の)本を読んでいるかといえば
それは「別世界への誘い」とでもいうようなものですね。
作者が構築する”異次元ワールド”(別にSF的なもののみを指しているのではなく)
に連れていって欲しいわけです。
フィクションでもノンフィクションでも別に構わない、
作者が描く世界にどっぷりと身を浸したいだけなんですね。
合う、合わないというのはありますが。
なので、今
小学生~中学生当時の自分と対談したら
明らかに劣るでしょうね。
(読書によって)賢くなっていないうえに、
記憶力や判断力は衰えているわけだから。
あ~、大人の自分って
今よりバカになってるじゃん!
と子供の私はショックを受けるか、ガッカリするのか。
いや、結構ニヤリと笑うんじゃないかなあ・・・
「そうじゃないかと思ってたんだ」って。
リンダ・ロンシュタット Poor Poor Pitiful Me