バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

「国語」の入試問題、変でしょうよそれは

f:id:bkkmind:20191015111913j:plain

 

先日ある雑誌を読んでいまして

文學界 2015年10月号/文藝春秋

画像にあるような企画記事が。

 

いやあ、難しい 難しすぎる

ワシの頭では追いつきませんがな、全然。

で、

 

f:id:bkkmind:20191015112153j:plain

 

設問のなかで

”作者の動機はどういうものであると考えられるのか・・・”

というのが。

 

ちょっと待て、そんなの分かるわけないじゃないですか

一読者に。

採点者にも分かるわけないでしょうよ、勿論。

 

作者も、いちいち自分の動機を分かってもらいたいなんて

つゆほど思ってないですよ。

作者の手を離れたら、あとは受け取り手の自由な解釈ひとつです。

そんなの常識。

 

あーだこーだ、感想や意見を言い合う。

それはオーケー、楽しい世界です。

 

でもこれ、入試問題なんでしょ。

これで順番つけてふるい落とすんでしょ。

超絶違和感。

 

私はホント子供の頃から学校の授業、興味持てなくて。

まあ基本的に頭が悪いうえに、ひねくれてるというのが

あるんですが、

この歳になってもこういうの見ると

怒りの感情が出ますね。

 

一通り、字が読めるようになったら

あとはねみんな、好きなもの読めばいいんですよ、どんどん。

それ以外、なんかあります?

 

なんで、原作者でもない人物が作った(意味のない)問題とやらに

答えて、それで順番とかつけられたりしなきゃいけないのか。

 

だから、みんな小説とか

読まなくなっちゃうんですよ・・・

 

アート(書籍・音楽・映像・絵画など)はね、

まずは感じることがすべてなんで。

解釈は後から付いてくるもので、しかもそれは

各人それぞれでいいんですよ。

 

そんなこと、分かり切ってるのにねえ・・・

 

School's Out    Alice Cooper

www.youtube.com

 

昔、理科の試験かなんかで

”初速度なんたらの物体が落下するのにかかるスピードを計算せよ?”

というのがあって

”いつかそのうち落ちてくるから、特に思い悩むことはなし”

と書いたりしてました。

 

あとね、

”この海域で取れる主な魚種を挙げろ”

とかの設問で

”寒流と暖流の出逢いから何かが始まる”

なんて答えたりして。

 

ほんとにアホですわ。