バンコクに無数にあるバー、クラブ、パブ、ディスコ・・・
お客として訪れるのなら楽しいひと時を過ごせる場所&時間なのですが
迎える側の苦労&疲労は並大抵ではなさそうです。
バンコク中心部のカウンター主体の小さなバーの
マネージャー~ママさんから以前に聞いた話。
まず開店時間が午後の1時。
夕方まではいわゆるハッピーアワーで
全てのビール(小瓶)を85バーツで提供しています。
仕入れやその他細かい作業が色々とありますので
ママさん自ら、店内に詰めています。
夜9時、10時からが来客が多くなる時間帯で
閉店時間は一応午前2時となっているのですが、結局
クローズするのは連日午前3時、4時・・
自宅は離れたところにありますし、基本年中無休ですから
拘束時間が非常に長い。
睡眠時間も満足に取れないでしょう。
店のオーナーは外国人とのことですが
他にも何店か経営していて
定期的に各店舗のマネージャーが集まってミーティングもしているとのこと。
店内にはセキュリティーカメラが設置されていて、オーナーは
海外に居ても絶えず様子をチェックしていますし、
各店の売り上げもオンタイムで表示されるので
店舗間での競争意識も激しいものが。
過当競争かつお客さんの財布の紐もかたくなっていますので
種々のプロモーションも考案していかなくてはなりません。
(フリースナック、日替わりのスペシャルドリンクなど)
酔客のなかには聞き分けの悪い人も出てくるわけで・・・
現在タイ(バンコク首都圏)ではバーやパブの営業は
禁止されています。
当初は2週間ということだったのですが、
更に期間が延長されました。
どの店も対応に苦慮しているはずです。
(地方出身者が多いので、現在の状況では
バンコクを離れて帰省する人も多いでしょう)
タイ旅行が容易になって
もしふらりと入った店の雰囲気が良いようであれば
ママさんやマスターに
”お疲れ様”のドリンクを1杯
おごりましょう、
ね。
THE DELLS GIVE YOUR BABY A STANDING OVASION
これはもうアメリカの”演歌”ですね。
グッとハートにきますねえ。
スローな曲も最高です。