バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

市川崑監督のシャープな感覚が光る「股旅」

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1973年の作品ですが、いいですねえ~

萩原健一 尾藤イサオ 小倉一郎

演じる3人の若い渡世人を描いています。

(特にショーケンのみにスポットが当たっているとかではないです)

 

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尾藤イサオがもう最高であります。

 

上映時間が約96分、この尺の長さが成功してると思うんですね。

2時間を超えると、よほどの作品でないと正直ダレることが多い。

もう冒頭の仁義を切るシーンから惹きこまれます。

 

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2018年に亡くなられた常田富士男さん。

ショーケンは昨年、でしたね・・・

 

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女優さんはほぼ出てきませんが、

小倉一郎が惚れる農家の女房役の

井上れい子

素敵ですね。

 

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テンポが良くて全編軽快。

実にシャープで冴えた切り口です。

 

市川監督は女優の有馬稲子と長年

プライベートな付き合いがあったようですが

その辺りは有馬稲子ご本人の自伝で触れられています。

 

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著作では”監督J”となっていますが、

Ichikawa Kon

ゆえに、ですね。