フランク・シナトラ、スタンリー・ヘイドン主演の
1954年度制作、アメリカ映画。
シナトラを頭とする3人組、
大統領が乗車している列車を狙撃して
大金をせしめようとしています。
狙撃に好都合の一軒家に立て籠もり
後は列車の通過を待つだけなのですが・・・
保安官やFBI、テレビの修理職人と
次々に来客が訪れ、
また小さな子供を含む一家の面々も
犯人のスキを狙おうと奮闘します。
さて、大惨事は事前に防げるでしょうか。
というわけで、いわゆる”室内モノ”です。
野外シーンもありますが、見ものは
室内、部屋のなかの限定された空間での
描写がメイン。
黒澤監督の「天国と地獄」の前半部分
権藤邸の場面と同じです。
(こちらは低予算の映画ゆえ、スケール感は無いですけれど)
なので、演劇~舞台化したら面白いような気がしました。
一幕で出来ますしね。
役者さんも
家族、犯人チーム、訪問者
とまあ人数出せますし。
(劇団員に多くの役が付けられる)
あと、大がかりな仕掛けも要らない。
むしろ、映画よりも
客席との距離が近い舞台のほうが
緊張感が出せそうです。