バスター・キートンの1928年作。
そんな100年近く前の映画なんて
観てられない?
そうかなあ、これ見たら
今の映画、観てられないと思いますけどね。
帰ってくるのですが・・・
いや、この際ストーリーはどうでもよいのです。
冒頭~中盤部分にも面白い場面は出てきますが
まあ、小技の連続です。
なんといっても見所は後半、町が巨大な暴風雨に襲われるなかでの
キートンの動きっぷり、これが全てです。
よく、身体が無事だったなあ
としか言いようのない場面の連続。
CGとかSFXだとか、そんなもの微塵も存在しない時代に
これですよ。
彼の残した作品群に如何に
後世の映画人が多くのものを負っているか
よく分かりますね。
(そしてオリジナルを上回るものは一つもありません)
やっぱ、基本は「人力」ですね。
映像も活字も音楽も・・・