先日、タイの知人から
バナナを貰いまして。
小ぶりで甘さもほどほど、食べやすい。
普段自分ではおよそ買うことがないのですが、
バナナ、バナナ・・・
と頭のなかで思い巡らすうちに
水木しげるの漫画を引っ張り出しました。
氏は太平洋戦争での従軍経験がありますが
戦後、かなりの戦記(ほぼ実話から創作を含めて)ものを
描いています。
そのなかで度々、登場するのがバナナの話。
戦地では実に貴重な食糧であったことが
語られています。
私の世代では、子供の頃にはやや贅沢、
その後急速に”普通”の果物になっていったような
記憶があります。
タイでは多品種のバナナが採れますので、
日本ではあまり見かけない種類もよく目にしますね。
”水木さん”が亡くなってからもう5年近くですね。
バナナを有難く頂いたら、今日は他の作品も
読むことにしましょう。
こちらは東海道ならぬ
「妖怪道五十三次」というオールカラーの作品から。
すっかり有名になったあの妖怪も登場しています。