バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

本・レコード・CD~形あるものへの想い

f:id:bkkmind:20191126224250j:plain

 

自分より若い世代の人たちと話していると

(まあ、ほぼ皆年下なんですが)

”物を持っていない人”、多いんですよね。

 

例えば、本とかCDの類

持っていないどころか読まない、聞かない

ということも珍しくない。

 

逆に、「はあ~、よくこんなに集めましたねえ、

邪魔じゃありません?スペースやたらに取るし。

必要な時に見たり、聞ければいいんじゃないすか?」

的に返されたりします。

 

f:id:bkkmind:20191126224819j:plain

 

うーん、なんというか

例えばペット好きな方、多いでしょう。

猫とか犬とか。

 

ふと傍に居てくれる、それだけで癒されるというか

落ち着くんじゃないですかね、気持ちが。

 

それとね、多分同じ感覚なんですよね。

身近に置いてあって、それが当たり前、それが普通。

もう自分の皮膚感覚に馴染んじゃってるわけです。

 

触れてもね、ニャーンとか勿論言いませんよ。

頬を摺り寄せてくるとかね。

でも、本の頁を手でめくる、音楽ディスクの

ジャケットやライナーに触るというのは

同じような喜びがあるんですよ。

 

眠っている犬や猫、見てるだけで

幸せな気持ちになるんじゃないかなあ、飼い主さんは。

 

私も、本の背表紙とか眺めてるだけでハッピーなんです。

もうそうやって半世紀以上、過ごしてきてるわけですから・・・

 

人生(なんて大袈裟ですが)

の伴侶、

と言えるかなと。

 

f:id:bkkmind:20200331094756j:plain