今回のコロナ騒動でもっともダメージを受けたビジネスのひとつが
”接客を伴う飲食業”、でしょうね。
何しろ、距離が近いことを売りにしていたわけですから。
SOCIAL DISTANCING という概念とは対極の位置にあるサービス形態。
食ということに限ればテイクアウェイなどの代替案も
まだありますが、こればかりはもうどうにもなりません。
あと、こういうお店に行くのはプライベートな場合が多いでしょう?
わざわざ周囲に公言して、ということは少ない。
その意味からもこれからは行きにくくなるでしょうね、なにかあったら
逐一の行動履歴、全部明らかになっちゃうわけですから。
カウンターバーに行ってね、
マスターが2メートル遠くに佇んでいて
ビニールシート越しに
お互いに手を伸ばしてグラスの受け渡し・・・
やっぱ魅力ないよね、それじゃ。
オンライン居酒屋とかウェブ飲み会?
ドリンクは自分でコンビニで買っておいて参加?
うーん、そんなままごと遊びで楽しいの?
(ご免なさいね、あくまで自分はということです)
店が再開しても
「いらっしゃいませ。店内にお入りになる前に
ワクチン接種証明書をお見せください」
とかね。
いやあ、乗らないね
いずれにしても・・・
でも充分(過ぎるほど)
楽しいひと時、素敵なナイトタイムを
あちこちで過ごしましたからね、何十年も。
つい2~3か月前までは(この齢で)
オールで飲み明かしていたわけで。
一人の家飲みもまた良し。
(頻度的には今までもそれが一番多いわけだし)
テンポの良い会話や魅力的な笑顔は間近に無いけれど
本命の恋人?音楽と映像と活字がありますから。
「そうよ!私たちが居るじゃない、いつも近くに」
ということですね・・・
GINO VANELLI Crazy Life(1973)