バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

THE BIRTH & DEATH OF THE COOL~クールの誕生と終焉

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昨日のトピックとちょい繋がるんですが・・・

 

アートの世界で演劇ってありますよね。

舞台の上で長丁場、役者さんが全力投球

至近距離での激しいセリフの応酬が見ものだったり。

 

これ、アフターコロナの世界ではどうすんだと?

小屋が開けられない、お客さんが来ないという面の心配も

あるわけですが、そもそも演目自体

同じには出来ないんじゃないかと。

 

舞踊とかも”濃厚な接触”の場面、多いと思うんですよ。

アルゼンチンタンゴとか身体離して踊るの?

無理ですよね。

 

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ライブとかどうすんだ

濃厚接触デュエットの行方は?

 

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このクリップでも、ボウイとジャガー

無茶苦茶接近してますよ。

 

興行的な杞憂以前に、アートの形そのものが

変わってしまうような気もするんですよ。

芸術表現におけるディスタンスの基準とかあるのか?

普通のドラマとかも出来なくなっちゃうような。

 

・・・

 

マイルスの記念碑的なアルバム

”クールの誕生”(1957年)のオープニング曲

 

MILES DAVIS      Move

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それから半世紀、50年後の

シンプリー・レッドのナンバーで

デス・オブ・ザ・クール(2007年)

~クールな時代は終わったのさ

というナンバー。

 

SIMPLY RED     The Death Of The Cool

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うーん、やっぱり

一つの時代に幕が下りたような

心持ちになるなあ。

 

ところでこの曲が収録されているアルバムのタイトルは

”STAY~ステイ”

です・・・

 

他にも良い曲が入っている佳作ですね。

時々、聴きたくなります。

 

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コロナのおかげで会えなくなってしまった

二人を歌にしたのか。

んな、わけはない・・・