ヒッチコックのあまりにも有名な”サイコ”(1960年)
続編やらパロディー版など幾つもの後続作品を産んでいますが
このガス・ヴァン・サント版はどうにも・・・の出来になってしまった感
強しですね。
ストーリー(脚本)は同一で、時代設定を現代(撮影当時)&
カラー制作にしているわけですが、
どうにも役者さんの魅力が発揮されておらず。
など他作品では高評価を受けている俳優さんが揃っていますが
どういうわけか、本作でははっきり言って
スカスカの存在感。
探偵役にはウィリアム・H・メーシーが起用されていますが
もともと活躍度ほぼ0の設定ですので、演技のしようもないですね。
オリジナルでは不気味な印象を与えていた
鳥の剥製も、なんの効果も無し。
公開当時、非常に不評だったようですが
そうですねえ、確かに褒めどころがありません・・・
企画自体が悪かったのだ、ということにしておきましょう。
オリジナル版予告編
1998年版予告編