バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

ホフマンがあまりにハマり過ぎの”真夜中のカーボーイ”

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観てない人は居ないんじゃないかという

超有名作品。(1969年)

 

観返すと、かなり性的(&それに関わるバイオレンス)

なシーンが多いことに改めて気づきますね。

家族揃って楽しめる、映画ではないですよね。

 

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もうダスティン・ホフマンの演技が圧倒的。

それに尽きます。

徐々に身体が衰弱していく設定ですけど

体の動かし方、セリフ、表情など

異常なほど研究されていて、そのパフォーマンスに唸るしか

ないですね。

 

ずっと以前、大変な映画通の知り合いと

ロバート・デ・ニーロダスティン・ホフマン

どちらが演技が上手いか?」

という話になったことがあります。

 

まあ比較すること自体が変で

あくまで楽しいおしゃべり、ということなんですが

この映画のような役はホフマン、

本当にピカイチだと思いますね。

 

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あと、この作品は主題歌の

「うわさの男~Everybody's Talkin'」が大ヒットしたことで知られてますね。

冒頭場面で長く流れますので

とても印象的です。

 

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で、当初

作者のニルソンが提出したのは別の曲なんですが

私は、その曲好きなんですよね。

 

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歌詞もこれからニューヨークに向かうという

映画のオープニングにぴったり重なっていますし。

 

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「うわさの男」も良い曲ですけど

歌詞やアレンジからすると

田舎→都会

ではなくて

都会→田舎

のイメージです。

 

だから映画では終盤のシーンのほうが

合うように思いますが

そうすると曲調がちょっと明るすぎたのかな?

 

ま、とにかく良い映画、良い音楽であります。