いや、別に小川のせせらぎとか鳥のさえずりの類ではなく
イージーリスニング的なものでもなくて、
御大バート・バカラックと
ソウルの重鎮グループ
アイズレー・ブラザースの
ロナルド・アイズレーのデュオ作品。
これは傑作アルバムです。
バカラックも自伝でそう言ってましたから。
ボーカルファン、ジャズファンにも大推薦です。
それにしてもアイズレーの素晴らしい歌唱力!
こちらは比較的近年のバートのソロ作。
自分でボーカルを取っているナンバーなんですが
いい曲書きますよね~、相変わらず。
”自分が小さな頃は一人で何処へでも遊びに行けた。
でも今は自分の子供たちにそんなことをさせられない。
いったいどういう時代になってしまったんだ・・・”
といった親心を唄ってますね。
アート全般に言えるかと思うのですが
その人のベストというのはやはり
若い時~50代くらいまでが旬だとは思うんです。
それ以降はどうしてもフィジカル面で
弱くなっていくの、否めませんので。
でも、歳を取ったからこそ表現できる
そしてそれを理解できる
ということもありますね。
それはまさにこういう作品に出逢った時です。