というわけで、まだまだ予断を許さない状況ですが
数字的には世界のなかでもトップクラスの成績でしょう。
感染拡大の勢いが増してからのおよそ3か月間について
質問形式で簡単に振り返ってみましょうかね。
人によって差異があると思いますので
あくまで、”私の場合は”ということで。
①タイのロックダウンってどんな内容だったの?
飲食店での店内サービス禁止
いわゆる”夜の店”の営業禁止
夜間外出禁止
アルコール販売禁止
海外からの入国禁止(空路・陸路とも)
*実施期間についてはバラバラ、自治体によっても違いあり
②生活していて不便な点は?
スーパーやコンビニは開いていたし、食事の持ち帰りやデリバリーは
認められていたのでそれほど困らなかった。
(タイはもともとフードデリバリーが浸透している)
市場(生鮮品や総菜などが豊富)もオープンしていたので重宝した。
③食料品や日用品の供給状況はどうだった?
米や鶏卵、トイレットペーパーなど一部の商品で品薄の時もあったが
他店で購入出来たり、すぐに補充される場合がほとんどだった。
また買い物をする際に長時間の行列なども個人的には経験なし。
商品の価格も便乗値上げ等は無かったように思う。
(除く、マスク。市場で買えたが割高だった。現在は勿論解消)
④ロックダウン中の街の雰囲気や人々の表情は?
夜間外出禁止の時間帯を除けば、個人の外出についての
規制(回数、人数、外出範囲など)は無かったし
交通機関(電車・バス・タクシー)も通常通りの運行で
人々は冷静に行動していたように思う。
とげとげしい雰囲気やギスギス感といったものも
ほぼ見当たらず。
⑤特に感じたことは?
日々、テレビで感染状況や政府の方針/対策、各地のニュースなどを
伝える番組があり、タイ語に加えて英語の案内もあったので
状況把握がしやすかった。
報道で見る限り、欧米各国や他のアジア諸国と比しても
各種規制の程度はかなり緩かったのではないだろうか。
それでいて、医療崩壊等も起こさず
平穏な日々を送れたことには感謝あるのみ。
(各種ビジネス~経済面、また今後海外に向けてどの程度門戸を開いていくか
といった問題はあるが)
(間仕切り版なども撤廃されて、家族揃っての外食も楽しめるようになった)
というわけで、タイではロックダウンといっても
あくまで”ソフト ロックダウン”な
ここ3か月でした。
緊迫の度合いということでいえば
2011年の大洪水、
それ以前の大規模デモが多発していた時期のほうが
より強かったような気もします。
(一時はバンコクが完全に水没するとまで言われた9年前の雑誌記事)
一番の弊害は、太ったことですね。
数キロ確実に・・・
やはり室内に居たことが多かったですから。
タイ料理美味しいですしねえ。
屋台のスナックや甘いもの、
これが食後にまたピッタリなんです。
その意味でも第二波がないことを期待したいですね。
腹回り、完全に危険領域を突破してしまいそうですから。