バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

その鐘を鳴らすのは、どなた?

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タイのパブやバーに行きますと

よく店内に鐘が吊るしてあります。

 

まあ要はこの鐘を鳴らすと、店のスタッフ全員に

ドリンクを1杯ずつ奢る

ということになるわけですね。

 

もっとも規模の大きい店ですと、

数十人分になってしまうこともあるわけで、

金額が明示してあるケースもありますね。

〇〇〇〇バーツで、全員に~

という感じです。

 

以前はよく目にした(耳にした)気もしますが

最近は、皆

財布のひもが固いのか

あまり見かけなく(聞かなく)なりました。

 

ところで鐘を鳴らす~ring a bell

という表現は

微妙に色々なニュアンスがあるようですね。

 

昔、Ring My Bell

なんていう曲があって

その意味するところについて

結構話題になったりしました。

 

www.youtube.com

 

先月、79歳にして新作を発表した

ボブ・ディランには

Ring Them Bells

というナンバーがありました。

 

www.youtube.com

 

ディランとくればザ・バンド

こちらは Ring Your Bell というタイトルです。

 

www.youtube.com

 

タイではいわゆる”夜の街”の店舗は

3月中旬以来、最近までクローズしていました。

7月に入ってから営業が許可されましたが

マスク着用とか距離を取るなど様々なルールが課せられています。

 

新型コロナについては感染拡大のぶり返しや

第二波、第三波がやってくるとも言われています。

”距離の近いサービス”が売り物の業種には

厳しい時代が続きそうですね。

果たして、コロナ以前のような

営業スタイルに戻ることができるでしょうか・・・

 

 ・・・鐘は残りそうですね、

人と人との接触ではないですから、むしろ安全かも。

座席ひとつひとつに備え付けられたりして。

店側からのお願いにこんなノーティス。

 

”出来ましたらスタッフに声をかけず、鐘だけ鳴らして頂けますでしょうか。

黙ってドリンクお持ちします。私たち従業員も全員頂戴しますので。

これがもっともセーフティーなニュー・サービスでございます”

 

なんてね。