洋邦楽問わず、好きなアーティストって
およそ自分より年上の場合がほとんど。
ロック、ポップス、ソウル共通して
1970年代半ば~後半あたりを境に、これらのジャンルの音楽は
”息絶えて”しまったという認識(思い込み)があるんで
どうしてもそうなっちゃうんですね。
1997年にデビュー、2003年まで活動した
cymbals は
そんな私にとって、数少ない例外のバンド。
沖井礼二
の鉄壁三人組。
フルアルバムで発表されたのは4枚のみですが
全作傑作、捨て曲無し。
どうです、この疾走感。
土岐のボーカルも無茶苦茶チャーミング
矢野のステディなドラムも素晴らしいですねえ。
何より沖井礼二の書く曲の良さ!
こんなに気持ちの良い、
スコーンと突き抜けるナンバーを連発できる
人って居ませんよ。
ブライアン・ウィルソンが守護霊についた
ピート・タウンゼンドが弾くような
ギタープレイがこれまた快感!
(変な例えですが)
喉が渇いて、どうしようもなくなって
最高に冷やしたソーダ水を飲んだら
強炭酸で身体が思わず反り返って
脳細胞が覚醒する音楽ですね。
(何を言ってるかわかりませんが)
とにかく音楽好きなら、この世にサヨナラを言う日がくるまで
手許に置いておくべき作品群です。
私は3枚目の "sine" が特に好きなんですけどね。
音楽の天国があるんですよ、ここには。
(明日に続く)