依然、世界各地で感染拡大の勢いが衰えない状況が続きますが
タイでは国内の新規感染者が2か月間にわたって発生していません。
(海外からの帰国者、外国人を除く)
人口に対する感染者数、重傷者、死亡者の割合も
非常に少ないのです。
こういった統計は色々な見方がありますし
国によってその基準値といったものも違うでしょうから
一概に比較できるものではないかもしれません。
しかし、今は少なくとも
素直に喜んでいいと思うのです。
素晴らしい、と。
タイの友人たちと話していても
喜びの気持ちと誇らしさが伝わってきます。
私が感心するのは
こういった非常事態においても
人々の心や態度がギスギスしないこと。
以前の大洪水時や大規模デモが多発した時期も
そうでしたね。
この数か月間
不便なことは多少ありました。
しかし、
不快なことはおよそありませんでした。
来月からは
”全面鎖国”が徐々に解かれて
海外との行き来が増えていきますので
新規感染確認ゼロの記録は破られるかもしれません。
秋冬には第二波が襲来、とも言われていますし。
観光業を始めとして
経済面での立て直しについても
そう簡単にはいかないはずです。
しかし例えそうであったとしても
タイの人々はそれを
乗り越えていくことでしょう。
眉をひそめたり
額に青筋を立てることなく。
ここは ”微笑みの国” ですから。
PHUM VIPHURIT Lover Boy