日本に居た頃
レコード(のちにCD)ショップ、
実によく行ってましてね。
ディスクユニオン、レコファン、HMV、TOWER RECORD、
山野楽器、WAVE・・・
新宿、池袋、お茶の水、渋谷、横浜・・・
昔は店舗がいっぱいあってね、もう体力勝負。
周ってるうちに荷物はどんどん重くなるわけで。
本も買いたいから神保町界隈に来ると危険、
”いかんいかん、今日は欲しい本があっても我慢我慢”
てな感じで。
で、キッチン南海(かつカレー、生姜焼き)とか、いもや(天婦羅、かつ定食)
さぶちゃん(半チャンラーメン)、バンビ(洋食プレート)
エチオピア(スパイシーカレー)あたりで空腹を満たし
喫茶店でしばしの休憩、またまたショップへ向かうという。
高校の頃には月に2回くらい学校サボって(勝手に隔週二日休みとしてましたから)
社会人になってからは勤め帰り&休日にという具合で
実にヘビーローテーション。
いったい、延べにするとどれくらいのディスクを買ったのか(そして手放したのか)
海外旅行に行く時も(タイが多かったわけですが)
旅先で音楽ショップ、よく覗いてましたね。
80年代はカセットテープが主流でしたよ、アジアでは。
20年位前にはバンコクのデパートにTOWERとかありましたね。
試聴できるんで、気に入ったタイポップス
ほいほい買ってました。
今や、こういう店は風前の灯。
閉店したところのほうがずっと多い感じですね。
完全に過去の遺物、一部の愛好家向けの骨董状態。
レトロ&アンティークな
オブジェグッズとして扱われたり。
まあ、でもいいんだ。
聴いて、聴いて、また聴いて
もう存分に過ごしてきましたから。
いつも頭の中でなにがしか、今でも音楽が響いているけれど
東京の街で音楽ショップ巡りしていた日々を懐かしむとしたら、
この曲がすっと浮かんできました。
PIZZICATO FIVE Goodbye,Baby & Amen
有難う、レコード&CD屋さん 何十年も!
”今日はお目当てのディスクがあるかな?”
とワクワクしながら向かう
あの空間が大好きだったよ。