ジョンの1973年作、"MIND GAMES"
こちら、著名な評論家筋からは評判悪し。
"His worst writing yet "
Jon Landau
"It sounds like out-takes from IMAGINE"
Robert Christgau
ボロボロでんがな・・・
しかし私はこのアルバム、好みなんですね。
通して全曲聴くには最高ですよ。
Intuition
演奏がね、非常に安定してるんです。
ミュージシャンの顔ぶれを見て納得。
ギター デビッド・スピノザ
ベース ゴードン・エドワーズ
ドラムス ジム・ケルトナー/リック・マロッタ
サックス マイケル・ブレッカー
いずれも熟練の腕利き。
大物ゲストが出たり入ったりということもなく
かっちり良い具合に収まってるんですね、どの曲も。
ペダル・スティールのスヌーキー・ピートの参加も
サウンドにアクセントを与えていてGOOD。
One Day (At a Time)
ただ、その落ち着きが逆に
覇気がないとか集中力を欠いている
といった低評価に繋がるんでしょうけど。
でも曲の出来も決して悪くないと思うんですけれどね。
タイトルナンバーの”マインド・ゲームス”
は、続 ”イマジン” といった内容の歌ですけど
私はこちらのほうが好きだったりします。
アップテンポの
"Bring On The Lucie" "Meat City"
もナイスですよ。
世評はともかく
ジョンのマイ・フェイバリット・アルバム
でございます、ハイ。