バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

BOZはあの頃、ボスだった~AORの王様 BOZ SCAGGS

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ボズ・スキャッグス

 

この人は非常に人気あったんですよ、日本でも。

1976年くらいから80年代通して。

 

もともと60年代から活動していた人で

キャリア長いんですけれどね。

 

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なんといっても

シルク・ディグリーズ

というアルバムが大ヒットしたんですね。

いきなりドカーンと。

 

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シングルヒットも何曲か生まれましたし

"WE'RE ALL ALONE"

という今やスタンダードと呼べるような

ナンバーも収録。

 

AORロックの定番中の定番と言えますね。

この頃(76年)、中学生だったんですが

”今、このアーティストが人気あるんだぜアメリカで”

と、クラスの何人かで集まって

アルバム(LP)を聞いたりしてました。

 

曲も演奏も確かに良いんですけど

私はその次の作品が好きでしたね。

 

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"DOWN TWO THEN LEFT"

というタイトルなんですが

(その道をちょいと2ブロック下って、左に折れて・・・みたいな意味ですかね)

好みの線のナンバーが何曲か入っていて、

 

A Clue

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Then She Walked Away

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どちらもミドルテンポの佳曲で

ティーブ・ルカサーやジェイ・グレイドンの

ギターソロも楽しめますね。

 

このあとも2作ほど

AOR路線の作品を出しますが

それ以降は商業色を抑えた

(本来のボズのカラーと言えますが)

渋め&通好みのアルバムが続いて

現在に至る、という感じでしょうか。

 

ボズの作品のなかでももっとも

流麗でまさにシルクの感触があるのが

こちら。

AOR時代のフィナーレに相応しい

素敵な曲ですね。

 

The Night OF Van Gogh (1988)

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