バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

狂気と孤独のラウンドゲーム~人はボクシングに魅せられる

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スポーツを題材にした映画は相当数あると思いますが

なかでもボクシングがテーマになっている作品、

目立つように思います。

 

かのチャップリン

今から100年以上前に製作していますし

カーク・ダグラスハンフリー・ボガードなど名優の

主演作もありますね。

 

商業的にもっとも成功したのが

 ”ロッキー” シリーズ。

あのテーマソングを知らない人って

居ないんじゃないかという。

 

映画好きですと

ロバート・デ・ニーロ

レイジング・ブル”(1980年) を挙げる人も多いのでは?

 

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相手のちょっとした一言や何気ない素振りに

過剰に反応してしまい、怒りを抑えきれない

~といったある種、偏執狂的な役どころを演じると

まさにデ・ニーロは天下一品ですね。

 

比較的近年では

クリント・イーストウッド

ミリオンダラー・ベイビー” (2004年)

アカデミー賞の主要部門を総取り。

 

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日本映画や漫画に触れていくと

もうキリがありませんので

(”どついたるねん” ”キッズ・リターン” ”あしたのジョー” ”がんばれ元気”・・・)

一冊、この書籍を。

 

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プロボクサー、カシアス内藤の軌跡を克明に追った

沢木耕太郎の迫真のルポルタージュです。

 

二段組みで500頁以上の大作。

ボクサーはリングで闘い、

作家は原稿用紙のうえで格闘した

異業種格闘技の真剣勝負といった趣です。

 

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