この人は自身の作品もかなり残していますけど
それよりもプロデューサー、アレンジャー、コンポーザー
としての活躍が目立っていましたね。
例外が1979年発表の
”パートナーズ・イン・クライム”
アルバムからカットされたシングル曲が続けて大ヒット。
一躍時の人に。
Escape (The Pina Colada Song)
高校に通っていた頃ですが
普段洋楽を聴かない友人も知ってましたから
日本でも人気があったということですね。
ただ商業的に成功したのはこの1作のみ。
もともとの資質がロックやブルース、R&Bではなく
クラシックやミュージカルの影響が強い人だと思うのですが
その個性が存分に発揮されたのが
”ワイドスクリーン” という作品。(1974年)
Widescreen
一曲一曲に物語性を持たせて
都会に生きる現代人の孤独や出逢いを
オーケストレーションで彩った力作。
アナログで買って、愛聴してました。
Terminal
決してボーカルに力があるタイプではないので、
こういった曲調&編曲のほうが
馴染むような気がしますね。
AOR時代のルパートが好きな人で
未聴の方が居たら
是非どうぞ。