バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

私のごく貧弱な漫画遍歴~昭和の時代は100万光年の彼方

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子供時代に読んでいた漫画といえば

のらくろ” や ”タンクタンクロー”、”冒険ダン吉

というのは勿論冗談ですが

戦後の赤本~貸本時代にはまだ産まれておらず。

 

サンデーやマガジンといった少年週刊誌が発刊されるのが

1960年前後~だと思いますので、それも同時代としての

体験は無いんですね。

ガロやCOMといった月刊誌についても同じく。

 

それに雑誌ですと多くの作家の作品が掲載されているわけですが

どちらかというと好みの作品を一気に読みたくなるんですね。

ですんで、ビッグコミックなどの青年誌にも

あんまり縁がなかったです。

(しかし昔は電車のなかで読んでる人、実に多かったですねえ)

 

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ですので単行本化されてからの後追いが多いんですが、

楳図かずお諸星大二郎つげ義春杉浦日向子泉昌之

あたりが私的ベスト5でしょうか。

 

日野日出志も強烈でしたねえ、”蔵六の奇病”  ”まだらの卵”!

"エコエコアザラク"(古賀新一)は軽いノリが楽しくて

つのだじろうも鉄板。

 

比較的最近では~といっても初出は随分前ですが

一連の ”カイジ” シリーズ(福本伸行

特に最初の頃は単行本で、全部揃えてました。

そのうち麻雀対決とかになってくると

ルール自体を知らないので、止めてしまいましたが。

 

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勿論、他にも巨匠&名作の数々

膨大にあるわけですが。

 

苦手なのがスポ根系ですかね、

延々と試合や練習の描写が続くのがちょっと。

 

日本の漫画は世界的に注目されてますからね。

外国人でもファン(というかマニアの領域)の人、多いですよ。

で、聞かれることもあるんですけどね

漫画家の名前や作品名を。

 

しかし、どうも大きな「ずれ」があるようで。

彼等が挙げることが多い名称って

私は、ほぼ読んだことがないものばかりなんですね。

(必ずしも時代~新旧の問題だけではなく)

 

そういう時は

「まず、KAZUO UMEZUの"MY NAME IS SHINGO" を読んでくれない?

話はそれからだ」

と答えるようにしてるんです。

 

だって、そーでしょ? そーでしょ?

そりゃ、そーだモン。

(と、小松政夫調)

 

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