バンコクマインド

タイの過去現在未来と音楽映画書籍の旅

制作陣が超豪華~ケニー・ロギンスの初ソロ作品 ”セレブレイト・ミー・ホーム”

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70年代初めに

フォーク・デュオのロギンス&メッシーナとして

活動したケニー・ロギンスのファーストソロ。

 

当時(1977年)、LP(アナログ盤)を買ったのですが

私、別にロギンス&メッシーナのファンではなかったんです。

ではなぜ買ったかというと

制作チームの顔ぶれ~クレジットを見て

期待が高まったからなんですね。

 

まずプロデューサーとして

ボブ・ジェイムスとフィル・ラモーンの名が。

ミュージシャンがこれまた絢爛豪華で

ギタリストだけで

 

リー・リトナー

ハイラム・ブロック

エリック・ゲイル

ティーブ・カーン

ヒュー・マックラキャン

ロベン・フォード

ディーン・パークス

 

と、当時の代表的なメンツがずらり。

1枚のアルバムでここまで揃うのはなかなか無いですよ。

 

キーボードやドラムなど他の楽器も

勿論有名どころがクレジットされていて。

ジャケ写もジミ・ヘンドリックスカーリー・サイモンを撮った

有名な写真家のものでした。

 

If You Be Wise

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ケニー・ロギンスは曲作りも上手いので

凝ったサウンドとともに楽しめました。

 

Enter My Dream

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ただ、この人のボーカルやキャラクターは

こういったフュージョン~クロスオーバー路線にあるのではなく

シンプルなカントリースタイルやロックンロール

のほうがフィットするようにも感じました。

声がね、朗々と明る過ぎるんです。

顔もハンサム~爽やか過ぎるんですよ。

 

その後のセカンド、サードアルバムも買いましたけど

徐々にロック色が濃くなり

80年代には ”フットルース” ”デンジャー・ゾーン” の大ヒット連発。

個人的にはそれらの

「風呂敷を広げるだけ広げる」サウンド

には興味はありませんでしたけど、

商業的な狙いとしてはドンピシャ!でしたね。

 

ロギンスの作品では

マイケル・マクドナルドとの共作

”ある愚か者の場合”

がよく知られてますね。

ドゥービー・ブラザーズがチャートナンバーワン、

ケニー・バージョンは2ndソロに収録されてますが、

作者二人の共演ステージで

締めにしましょうか。

 

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