デビューが1960年代という
まさに大ベテランのブレッド&バター。
いわゆる”湘南サウンド”の代表的グループですが
平塚生まれで藤沢育ちの私には
年代的にも一番しっくりハマる
「地元の音」ですね。
1973年の ”IMAGES” は
ロンドン録音という当時としては画期的なアルバム。
かのスティービー・ワンダーも2曲でクレジットされています。
ゆったりとした牧歌的な曲が多く、
真昼の白日夢といった感触もありますね。
翌74年には名作の誉れ高い
”バーベキュー” を発表。
ブレバタの全キャリアでも圧倒的人気の
”ピンクシャドウ” も収録されています。
”地下鉄” “朝の陽” ”魔術”
なども良いですねえ。
75年の ”マハエ” は
フォーク、カントリー風味が薄くなり
R&B色が前面に出たファンキーな仕上がり。
ライブで主要なレパートリーになる
”DEVIL WOMAN” ”HIGHER” がグルーヴィ!
この後、数年のブランクを置いて
80年代にはジャケットもお洒落な
リゾートテイストのアルバムが続くのですが
私にはこの3枚の音世界が最高であります。