今から50年以上前、
1970年~昭和45年に
大阪で万博(万国博覧会)があったんです。
当時としては非常に規模の大きいイベントで
随分と話題になったものです。
確か小学2年だったと思うんですが
行った(親に連れられてですが)記憶があるんですよ。
一人の青年が立て籠った事件があったんですが
その時でしたよ。
月の石、が見れると。
アポロ何号かが持ち帰ってきた。
もう凄い行列。
ただの石ころだったんでがっかり。
なんかピカピカ光るとかね、
そういう想像してましたから。
あとね、フライドポテト~フレンチフライ
これがね、強烈に印象に残ってるんです。
どこのパビリオンだったか忘れましたが
紙袋に入ってて、ソースがかかってる。
塩とかケチャップじゃなくてね。
カッコいいなあ、洒落てるなあと。
各国のコンパニオンの女の人が綺麗でね。
子供でしたから色気を感じたわけではないんですが
手塚治虫の漫画に出てくる
未来の時代の女性みたいに見えたんですよ。
制服のセンスとか含めて。
その万博会場が登場するのが
有名な怪獣映画のガメラシリーズ第6作。
怪獣の名前はジャイガーとかなんとか。
(最初の頃のギャオスとかバルゴンなんてのは覚えてるんですけど)
一般公開前の風景ですね。
会場の様子が紹介されます。
万博ピンチ!
我らのガメラが守ってくれるでしょうか
ということなんですが
肝心かなめの闘うシーンが盛り上がりません。
この頃は予算的にも厳しい状況だったようで
正直かなりずっこけてしまうショボいクライマックス。
(製作会社の大映は翌年に倒産)
まあ、開幕前の万博会場が破壊されてしまうのは
そもそも、まずいわけですが。
三波春夫の歌うテーマソング
”世界の国からこんにちは”
が町中で流れてましたね、この頃は。
にしても
やっておいてよかったですね、半世紀前に・・・