今日は英米2人の女性シンガーを。
ダスティ・スプリングフィールド(ロンドン生まれ 1939~1999)
ジャッキー・ディシャノン(ケンタッキー生まれ 1941~)
同世代で共にティーンエージャーの頃から
活動をスタートさせています。
まずはダスティ
この人はともかく声そのものが魅力的。
音楽専門誌でも非常に高い評価を受けています。
Look Of Love
バカラックの名曲ですが
実に良い声してますねえ。
色々な人が取り上げてますが、なんといっても
ダスティ版が決定打です。
Son Of a Preacher Man
1968年のヒット曲 ”サン・オブ・ア・プリーチャー・マン”
名盤の誉れ高い "DUSTY IN MEMPHIS" 収録曲。
月並みな誉め言葉になってしまいますが、実にもって素晴らしい
素晴らしすぎるとしか形容できません。
70年代以降はヒットチャートから遠ざかってしまいますが
この時代も聴きごたえのある佳曲がいっぱいです。
Mama's Little Girl
もう一人のジャッキーは
1950年代中頃に既にレコードデビューをしていたという
超ベテランです。
When You Walk In The Room
1964年の曲ですが
貫禄のダスティ・スプリングフィールドと比べると
可憐で可愛らしさがありますね。
ジャッキーの凄いところは初期の頃からオリジナル作品を手掛けていること。
(この曲も自作)
収録曲のほとんどが、自身のペンによるアルバムもありますね。
What The World Needs Now Is Love
あまりにも有名過ぎる
”世界は愛を求めている”
この曲もジャッキー版が最高かなと。
いわゆる「説教ソング」なんですけれど
押しつけがましくない歌声がそう感じさせないんですよね。
ジャッキーは現役で活動中ですが
2012年の映像でも
歌声がチャーミングなままですね。
(70才を越えているとは!)
ダスティもジャッキーも知名度の高いナンバーが
それぞれ数曲あるんですが
トータルでみるとそれほどアルバム/シングルの成績が
良いわけでもないんですね。
チャート入りをしなかった作品も多いし。
でも、この二人の歌声はポップスの最良のパートだと思います。
もっと光を! もっと注目を!
RICHARD CARPENTER&DUSTY SPRINGFIELD Something In Your Eyes